男鹿半島は「自然」の他には何もないと言っても過言ではないくらい、豊かな自然に恵まれています。しかしそれは裏に返せば、自然からのメッセージを受け取りやすい場所であると言えます。
そんな男鹿半島ですが、一番の特徴は「風」です。風の無い日が珍しいほど、一年を通して風が吹きます。春はそよ風、夏は涼風、秋は木枯らし、冬は吹雪。。。季節が移っていくことを、風がいち早く知らせてくれます。
帝水の館内には、男鹿の自然美を表現した絵画が飾られています。
火山でできた地層、荒波、空、風。。。
玄関に入っていただきますと、風が無いのにふわっと風を感じる、そんな空間になっております。
また、ロビーには5つの龍を表現した絵画も飾られています。男鹿半島は寒風山の麓の岩清水や大龍寺など、龍神にまつわる伝説を持つ、非常に力強い場所がいくつかありますが、どこも力強い風を感じるスポットです。そしてこの龍の絵もまた大変パワフルで、館内に優しい風をもたらしてくれています。
これらの絵は、男鹿在住の画家「太田 穰」さんの作品です。太田さんは国展や秋田県美術展などで数々の賞を受賞されており、男鹿の自然を表現した抽象画を多く制作されています。帝水のラウンジに展示させていただいている大きな絵は、ダイナミックな男鹿の地層を表現しています。
男鹿の風は日常の疲れを癒やし、励まして力を与えてくれます。
私たちが元気よく笑顔でいられるのは、男鹿の自然からパワーをもらっているから。お客様に楽しんでいただくため、本日も全力でおもてなしをさせていただきます。
帝水を応援してくださる皆様、その思いは風に乗って、私たちの元に届いています。いつも本当にありがとうございます。