男鹿半島はここ数日、だいぶ寒くなってまいりました。今日はスタッフが掛け布団を2枚重ねにし、お客様が寒い思いをしないよう、心を込めて準備をしております。
さて帝水には、「海と入り陽の宿」というショルダーネームが付いておりますが、入り陽は毎日見られるわけではなく、むしろ見られる日のほうが少ないかもしれません。
しかしながら、あまり天気の良くない日にご来館されたお客様の多くは、がっかりするどころか、とても楽しかったと笑顔で帝水を後にされます。
料理長の心のこもったお料理を堪能しながら、大切な人と時間を共有する。
そう、帝水は、「大切な人との時間を楽しむ宿」なのです。
ご家族やご友人たちと楽しく会食し、二度とは訪れないその瞬間を思い出に刻む、そのお手伝いをするのが私たち接客スタッフの役目。
お客様と会話をしていると、普段は恥ずかしくて言えない言葉や、本音が聞けることがあります。相手を思いやる気持ちが見えた時、私は帝水の入り陽以上の感動を覚えます。それはきっと、お客様も同じなのではないでしょうか。
入り陽は確かに素晴らしい。でも、相手を思いやる本物の愛はもっと美しい。
私はそう考えます。
先日お伝えしたとおり、10月は全日満室となっておりますが、11月も残りわずかとなりました。予約が取りづらい状況が続き、ご迷惑をおかけしておりますが、ご来館いただいたお客様には、大切な方々との素敵な時間を過ごしていただけますよう、一流の真心でお迎え致します。
いつも応援してくださる皆様、温かいお心遣い、遠くにいても心に響いています。本当にありがとうございます。